こんにちは、ニートです。
今回は「ゴールデンクロス」についての記事です。
「ゴールデンクロスしたら買え!」というのは相場の通説です!
ですので、しっかり理解して実践で使えるようになりましょうね。
初心者の人にもわかるように説明していきますので、変に構えなくても大丈夫ですよ!
こんな人に読んでもらいたい
・投資初心者
・買いタイミングがわからない人
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ゴールデンクロスとは
では、ゴールデンクロスとはなにか?
ゴールデンクロスとは「短中期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き抜けること」です。
このタイミングは相場が上昇トレンドに転換する可能性が高いので大きな買いタイミングとなります。
▼よく使用される移動平均線
・1分足~日足:短期線→5MA・中期線→25MA・長期線→75MA・超長期線→200MA
・週足:短期線→13MA・中期線→26MA・長期線→52MA
・月足:短期線→12MA・中期線→24MA・長期線→60MA
(※MA=移動平均線のこと)
上記は一般的な移動平均線の設定です。
とくに正解はありませんが、一般的な設定地ですので覚えておきましょう。
では、ゴールデンクロスについて実際にチャートを使って説明していきます。
<チャート:1>
(画像元 HYPER SBI)
(赤:5MA・青:25MA・緑:75MA)
これはある銘柄の日足チャートです。
では、赤丸で囲った部分をご覧下さい。
5MAと25MAが75MAを下から上に突き抜けています。
これをゴールデンクロス(GC)と言います。
▼ポイント
・短期線(5MA)と中期線(25MA)が長期線(75MA)を下から上抜けるタイミング
また、さらに大きな流れをみるために200MAを表示させるのもおもしろいです。
私は5MA・25MA・75MA・200MAに4つの移動平均線を表示させています!
ゴールデンクロスにはダマシがある(注意点)
このゴールデンクロスは万能ではありません。
ゴールデンクロス後すぐに下落に転換するパターンもあります。
いわゆる「ダマシ」というやつです。
この章では「ダマシ」になりやすいパターンをご紹介します!
<チャート:2>
(画像元 HYPER SBI)
<日経平均株価 日足チャート>
(赤:5MA・青:25MA・緑:75MA)
これは日経平均の日足チャートです。
では、赤丸で囲った2箇所をみて下さい。
どちらも75MAをローソク足が上抜けています。
・左側:5MAと25MAともに75MAを上抜ける
・右側:5MAが75MAを上抜ける
どちらも「ゴールデンクロス形成で上昇トレンドに転換か?」と思わせるような形ですが、その後上昇しませんでした(ダマシ)。
その理由は「75MAの角度にあります。」
▼ポイント
・75MAが下向きだとゴールデンクロスを形成してもダマシで終わる可能性が高い
これは筆者の経験則的にもそうです。
75MAが下向きだと上昇に転換する可能性が著しく低くなります。
その理由は75MAは相場の大きな流れを示す移動平均線だからです。
よって、75MAが下向きでゴールデンクロスを形成してもエントリーは見送りましょうね!
上昇に転換しやすいゴールデンクロス
では、この章では上昇トレンドに転換しやすいゴールデンクロスを紹介します。
実際にチャートを使用して説明していきます。
<チャート:3>
(画像元 HYPER SBI)
<日経平均株価 日足チャート>
(赤:5MA・青:25MA・緑:75MA)
これは日経平均の日足チャートです。
では、赤丸で囲った2箇所をみて下さい。
先ほどの章の「ダマシ」のパターンと圧倒的に違う点は75MAの角度です。
▼ポイント
・ゴールデンクロスを形成する際に重要なのは75MAの角度が横ばい~上昇であること
この点は大きなポイントです。
きっと「あっ、ゴールデンクロスだ!」と思って飛びつくと痛い目に遭いますよ!
しっかり75MAがどの向きなのか確認しましょうね。
私もこの点に関しては実践でもかなり注意深く見ています。
75MAの方向性を確認してから買いエントリーを仕掛けましょう。
まとめ
では、この記事のまとめとします。
まとめ
・ゴールデンクロスとは「短中期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き抜けること」
・75MAが下向きだとゴールデンクロスを形成してもダマシで終わる可能性が高い
・ゴールデンクロスを形成する際に重要なのは75MAの角度が横ばい~上昇であること
ゴールデンクロスの際に重要なのは「移動平均線の角度」です。
この点を度外視している人もいるので、しっかり移動平均線の角度を確認してからエントリーを仕掛けましょう。
実践を積み重ねることで「上昇トレンドに転換するのか・それともダマシなのか」経験を積み重ねることでわかってきます。
これは言葉で伝えるよりも実践あるのみです。
ですので、実践を大切にしながら日々チャート分析を欠かさずに頑張りましょう!
きっと、わかってきたら楽しくなりますよ。
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