こんにちは、ニートです。
今回の記事は「下降トレンド」についての内容です。
基本的に株式投資では「下降トレンドに転換する前に持っている株を売らなければいけません。」
1、下降トレンドとはなにか?
2、下降トレンドに転換するタイミングを知る
株式投資では利益を上げること以上に大きな損失を出さないことが大切です。
よって、下降トレンドについてしっかり理解しましょうね。
初心者の人にもわかりやすく説明しますので、最後までご覧下さい。
こんな人に読んでもらいたい
・投資初心者
・下降トレンドについて知らない
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下降トレンド
では、下降トレンドについて説明していきます。
下降トレンドの定義は「価格が上値・下値ともに切り下げること」です。
<下降トレンド>
上記のような価格推移が下降トレンドです。
上値・下値ともに価格を切り下げていますよね?
下降トレンドはこのようにジグザグしながら価格が下落していきます。
とりあえず、この章では「下降トレンドは上値・下値ともに切り下げる」このポイントだけ押さえてもらえればOK!
ポイント
・下降トレンドとは「価格が上値・下値ともに切り下げること」
下降トレンドの実際のチャート
では、下降トレンドの実際のチャートを見ていきましょう!
<チャート:1>
(画像元 HYPER SBI)
<東京エレクトロン 日足チャート>
上記は東京エレクトロンの日足チャートです。
ご覧の通り価格は上値・下値を切り下げる下降トレンドを形成しています。
2018年1月に23385円を付けてからおよそ1年で約1/2下落しました。
このチャートから「損切りの重要性」をしっかり認識しましょう。
下降トレンドは「投資家の恐怖心から継続するもの」です。
一時的に反発しても再び安値を更新していくので、投資家は積極的に買い向かうことができなくなります。
よって、下落トレンドに転換した場合には早めに逃げるべきだと言えます!
指を咥えて見ていると損失は膨らむばかりなので、損切りは大切ですよ。
売りタイミングについて
では、気になる売りのタイミングについて説明していきます。
買いの場合はタイミングを逃しても利益は出ませんが、損失も出ません。
しかし、株を保有している場合、売りタイミングを間違えると大きな損失につながる恐れがあります。
よって、「下降トレンドに転換する前にいかに早く逃げるか」が大切です。
では、どういったサインが出現したときに売却すればいいのか?
▼売りサイン
・5MAを終値で割り込む
・25MAを終値で割り込む
・大陰線の出現
・デッドクロス
・ダブルトップ
・ヘッドアンドショルダートップ
・上値抵抗線(レジスタンスライン)
#etc
上記のように売りサインはたくさんあります。
それ以外にも売りサインはたくさんあるので、また「売りサイン」にフォーカスした記事を書きます!
ただ難しく考えると泥沼にハマってしまうのでシンプルに考えることが大切です。
売りサインが重なる状況化、つまりダブルトップ・レジスタンスラインが重複するポイントなど複数の条件が重なった場合は売りましょう。
そして、私がもっとも重要視している売りサインを紹介しておきます。
▼筆者が重要視している売りサイン
私は5MAを終値で割ったら少なくとも半分は利確します。
それは、5MAを割ると上昇の勢いが弱くなるからです。
では、実際にチャートを使って説明していきます。
<チャート:2>
(画像元 HYPER SBI)
<エムアップ 日足チャート>
上記はエムアップの日足チャートで赤の線が5MAです。
見ての通り、5MAを終値で割り込んでから下降トレンドに転換しました。
もし、高値4235円で買ってしまったら恐ろしい末路でしたよね…
とくにエムアップのように短期間(およそ1ヶ月で約5倍)で急騰した銘柄は下落するスピードも早いです。
まさに富士山のような形を形成します。
よって、このように急騰した場合は5MAを終値で割り込んだら絶対に売りましょう。
間違っても押し目(上昇中の小止休)と考えて買わないようにしましょうね。
・「終値」で割るというのが大きなポイント
なぜ終値かというと「終値=本当の価格」と市場参加者は考えるからです。
ですので。終値で割り込むのを確認するまでは「グッと」利確したい気持ちを堪えましょう。
まとめ
では、この記事のまとめとします。
まとめ
・下降トレンドとは「価格が上値・下値ともに切り下げること」
▼売りサイン
・5MAを終値で割る
・いくつかの売りサインが重なった場合
下降トレンドに転換する前に売り抜けることはめちゃくちゃ重要です。
株式投資では利益を上げることよりも損失を小さく抑えることの方が大切です。
よって「いかに損失を抑えられるか」考えながら投資を行いましょう!
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