こんにちは、ニートです。
試行錯誤しながら日々相場と向き合っております!
短期的な目標として総資産1億円を掲げて、日々奮闘中です!
今回は「デイトレにおける始値と移動平均線の関係性」について説明します!
これらの関係性はトレードをしている中で重要だと感じたので発信しようと思いました。
こんな人に読んでもらいたい
・始値の重要性がわからない
・移動平均線の使い方がわからない
・確立したトレード手法がない
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Contents
始値
みなさんは「始値」についてどう考えていますか?
「始値」はその日の強弱を占う指標だと認識していますか?
【前日終値より始値が低い場合】
・1回売っておこうかな?
・今日は弱いのかな?
・なにか悪材料が出たのかな?
上記のように弱気になり、資金が流入しにくくなります。
資金が流入しないと、結果的にその日の上昇は難しくなります。
・前日の終値>始値
☆上記の場合は買いエネルギーが弱くなる☆
よって、売り優勢の相場になりやすいです。
テクニカル的にも分足が崩れる場合があるので、当然といえば当然です!
・前日終値<始値
☆上記の場合は買いエネルギーが強くなる☆
逆に前日終値よりも始値の方が高い場合は買い優勢の相場になりやすいです。
テクニカル的にも移動平均線が上向きやすくなるので当然ですよね!
始値が重要な理由は出来高が大きいから
また、始値が重要な理由には出来高があります!
日本市場は寄付きの9時から9時30分くらいの間に売買が活発になります。
その中でも始値は寄付き前の注文が成立するため出来高が大きくなります!
出来高が大きいと心理的にもテクニカル的にも大きな節目として機能します。
▼価格が始値を割り込むと↓↓↓
価格が始値を割り込むとどうなると思いますか?
始値を割りこむと含み損を抱えた投資家が増えます。
よって、損切りが入りやすくなると同時にその損切りを見越して空売りを仕掛けてくるトレーダーも出現します!
▼価格が始値を超えてくると↑↑↑
価格が始値を超えてくるとどうなると思いますか?
始値を超えてくると含み益の投資家が増えます。
よって、買いが買いを呼ぶ形となり、価格が上昇しやすくなります。
始値はサポートラインとしても機能する
また、始値はサポートラインとしても機能します。
これは実際にトレードをしているときに強く感じます。
心理的にも「始値」では強気で買いやすくなります。
逆に「始値」を割り込むと「今日はダメなのか?」と考えます。
ようするにデイトレーダーは始値を強く意識してトレードしているということです!
もちろん始値が全てではありません。
・板
・歩み値
・日足
・移動平均線
・MACD
・RSI
・一目均衡表
など自分のトレードと相性の良いテクニカル指標を表示させながら総合的に判断しましょう!
私はとくに「MACD」を愛用しています。
ポイント
1、「始値」はその日を占う重要な指標
2、前日の終値より始値が高いのか低いのか注目しよう
3、「始値」はサポートラインとして意識される
移動平均線
私がもっとも重要視しているのが「移動平均線」です。
なぜなら「移動平均線」はトレンドの向きを示しているからです。
(※移動平均線について詳しく知りたい人は上記リンクの「移動平均線」の記事を読んでみて下さい。)
・移動平均線が上向き→上昇の可能性が高い
・移動平均線が横向き→レンジの可能性が高い
・移動平均線が下向き→下落の可能性が高い
これは値動きを見るうえでもっとも重要なので絶対に覚えましょうね!
相場には上昇トレンド、レンジ、下降トレンドの3パターンしかありません。
その方向性を示すのが「移動平均線」です。
・上昇トレンドならロング(買い)
・レンジなら静観
・下降トレンドならショート(売り)
上記のように攻めるのが正攻法です!
ポイント
・移動平均線の向きは絶対に確認しよう
始値と移動平均線の関係性
では、始値と移動平均線の関係性について説明していきます。
・始値の位置
・移動平均線の向き
・移動平均線の角度
これらの3つは値動きに大きな影響を与えます!
では、例を出しながら説明していきます。
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前日終値>始値 移動平均線が下降気味の場合
<1枚目>
(画像元 HYPER SBI)
<2枚目>
(画像元 HYPER SBI)
<1枚目が日足チャート・2枚目が5分足チャート>
<銘柄:リミックスポイント>
では、具体的にチャートを見て解説していきます。
まず1枚目(日足チャート)のオレンジ色の丸で囲った陰線をご覧下さい。<7/26>
次に2枚目(5分足チャート)をご覧下さい。<7/25・7/26の5分足チャート>
7/26の始値の位置に注目して下さい。
GDスタートで尚且つ25日線と75日線ともに上昇から横ばい~下降に転じています。
この形でロングを入れても勝率は著しく低いと言えます。
始値も弱く移動平均線も下降気味ですからね。
反発しても25日線や75日線で利食いやショートが降ってくる可能性が高いです。
現に2枚目の5分足チャートを見ても25日線(黄色)に跳ね返されながら価格を下げています。
結果はご覧の通り前日から8.8%下落しました。
▼リミックスの価格推移から学べること
1、日足の形から翌日に上昇するのか下落するのか推測する
2、5分足の25日線と75日線の向きを確認する
3、始値の位置を確認する
これらのポイントをしっかり押さえましょう!
そして、リミックスの場合は日足の形が弱くて、移動平均線の向きも上昇から横ばい~下降に転じていたので、下落する可能性が高かったと言えます。
「始値が前日終値より低い」&「移動平均線が上昇から横ばい~下降」の場合は軟調な動きになる可能性が高いと覚えておきましょう。
前日終値<始値 移動平均線が上向きの場合
<3枚目>
(画像元 HYPER SBI)
<4枚目>
(画像元 HYPER SBI)
<3枚目が日足チャート・4枚目は5分足チャート>
<銘柄:JMC>
<3枚目の→で示している大陽線は7/27>
まずは3枚目の日足チャートを見て下さい。
JMCは7/27の大陽線で前回高値を大きくブレイクしています。
では4枚目の5分足チャートをご覧下さい。<7/26・7/27の5分足チャート>
青丸で囲った始値に注目して下さい。
前日終値から2.4%GUでスタートしています。
このことからその日の買いエネルギーの強さを感じることができます。
・GUスタート=買いたい人が多い
よって、売りエネルギー<買いエネルギーということです。
▼JMCから学べること
・日足でレジスタンスをブレイク
・始値もGU(前日終値<始値)
・5分足の25日線・75日線ともに上向き☆このパターンでは上昇を見込める
このJMCのパターンでは損切り注文も空売りも心理的に入れにくい状況です。
なぜならレジスタンスラインを突破して買い優勢になっているからです!
よって、このパターンでのロングは期待値が高いトレードだと言えます。
また、始値と5分足の移動平均線の形も強かったことも追い風になっています。
このことから始値と移動平均線の関係性が重要だということもわかります。
結果的に7/27は19.4%と大幅上昇しました。
ポイント
1、日足の形から値動きを予測する重要性
2、始値の位置
3、移動平均線の向きと角度
☆これらの関係性を見て判断しよう
まとめ
では、この記事をまとめます!
まとめ
1、日足が上昇トレンドの銘柄を選択しよう(とくに翌日上昇する可能性が高い銘柄)
2、5分足も上昇トレンド(移動平均線が上向きの銘柄)
3、1と2の条件を満たしてなおかつ(前日終値<始値)なら強いと判断しよう
日足が上昇トレンドは銘柄選定をするうえで必須です。
そして、始値の位置(前日終値<始値)と移動平均線(上向き)の関係性は非常に重要です。
どちらの条件も満たす強い場合は積極的に買いエントリーで攻めることができます。
私自身もこのパターンでは結果を残せています。
しかし、トレードに100%はないです。
よって、自分の思惑とは逆に動きた場合はしっかり損切りしましょう!
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