こんにちは、ニートです!
今回は株式投資の基礎中の基礎である「ローソク足」について紹介します。
しっかりローソク足を理解しないと「価格推移」を性格に読み解くことができません。
ですので、絶対にマスターしましょう。
わからなければ、何度も何度も確認して頭に叩き込みましょうね。
しかし、そんなに気構える必要はありません。
誰でも理解できる内容なので安心して下さい!
こんな人に読んでもらいたい
・株式投資をはじめたばかり
・ローソク足について知らない
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ローソク足の基本
では、ローソク足の基本から説明していきます。
ローソク足は「ある一定期間の価格推移を表しています。」
そして、「始値・終値・高値・安値」の4つから成り立っています。
ようするにローソク足から4つの価格が読み解けるわけです。
▼ローソク足の基本
・始値:ローソク足の最初に付いた価格のこと
・終値:ローソク足の最後に付いた価格のこと
・高値:ローソク足の一番高い価格のこと
・安値:ローソク足の一番安い価格のこと
価格の推移は連続したローソク足から成り立っています。
・1分足の場合:ある1分間の始値・終値・高値・安値を表す
・3分足の場合:ある3分間の始値・終値・高値・安値を表す
このようにローソク足はどの期間でも使用できるので覚えておきましょう。
短い時間足の場合はより細かい価格推移がわかるし、長い時間軸の場合は大まかな価格推移がわかります。
▼人によってみる時間足が違う
・デイトレーダー:1分足・3分足・5分足・15分足など
・スイングトレーダー:60分足・日足など
・中長期トレーダー:週足・月足など
ローソク足について知らない人はイメージしにくいと思いますが、デイトレーダーが月足を監視してトレードを行うのは世界地図を見ながら近くのスーパーを探しているようなものです。
世界地図では範囲が広すぎてスーパーの地図など載っていないですよね?
よって、範囲を狭めて細かい地図を見なければいけませんよね?
ですから、自分がどの時間軸で取引を行うか決めてから、監視する時間足を考えなければいけません。
ポイント
1、ローソク足はある一定期間の価格推移を表している
2、ローソク足は始値・終値・高値・安値の4つから成り立っている
3、自分の時間軸を決めてから監視するべき時間軸を考えよう
とりあえず、この章では「ローソク足っていうものは4つの価格を表しているんだ。ふーん。」くらいの理解で大丈夫です!
ローソク足の陽線と陰線について
この章では実際に図を使いながらローソク足の説明をしていきます。
ローソク足には「陽線」と「陰線」があります。
では、それぞれについて説明していきます。
陽線(ようせん)
<陽線>
<図:1>
<図:2>
上記の<図:1>はローソク足の陽線です。
<陽線の基本>
・始値よりも終値の方が高い
とりあえずこの点だけは押さえておきましょう。
例えば、始値が100円で終値が110円の場合は10円価格が上昇しているので陽線になります。
つまり、上昇トレンドでは陽線が連続しやすくなります。
そして、始値と終値までの価格は「胴体」で表します。<図:2>
また、始値と終値のほかに高値と安値があります。
高値と安値はある一定期間に付けたもっとも高い価格ともっとも安い価格を表すものです。
この高値と安値は「ヒゲ」で表します。<図:2>
図のローソク足の「胴体」から上下に出ている線が「ヒゲ」です。
ちなみに<図:1>のチャートはローソク足の価格形成を表しています。
また、始値から終値まで一方通行で価格が上昇すれば、「胴体」だけの陽線になります。
陰線(いんせん)
<陰線>
<図:1>
<図:2>
上記の<図:1>はローソク足の陰線です。
<陰線の基本>
・始値よりも終値の方が低い
とりあえずこの点だけは押さえておきましょう。
例えば、始値が110円で終値が100円の場合は10円価格が下落しているので陰線になります。
つまり、下降トレンドでは陰線が連続しやすくなります。
そして、始値と終値までの価格は「胴体」で表します。<図:2>
この点に関しては陽線も陰線も同じです!
また、陽線と同様に始値と終値のほかに高値と安値があります。
先ほど陽線のところでも説明したので割愛させて頂きます。
そして、始値から終値まで一方通行で価格が下落すれば、「胴体」だけの陰線になります。
ローソク足の種類
この章ではローソク足の種類を紹介していきます。
ローソク足にはいくつか種類があり、それぞれ「意味」があるのでしっかり理解しましょう。
例えば、同じ陽線でも上昇を加速させる陽線、上昇の勢いを減速させる陽線があります。
では、実際にローソク足を使って説明していきます。
<図1>
では、上記の陽線について左から順番に説明していきます。
・陽の丸坊主:これはもっとも上昇の勢いが強い陽線です。始値から終値まで一直線に上昇しているので、次の足も陽線になる確率が高いです。
・陽の寄付き坊主:これも上昇の勢いが強い陽線です。上ヒゲが発生しているけれど短いヒゲですので上昇の勢いは強いです。
・陽の大引け坊主:これも上昇の勢いが強い陽線です。一度、始値を割り込むも高値で終値を付けているので上昇の勢いは強いです。
・小陽線:これは様子見するべき陽線です。実体(胴体)が短いので売り買いが拮抗していることを表しています。
・上髭陽線(トンカチ):下落を示唆する陽線です。長い上ヒゲが発生しているので、大きな売りが発生したことを表しています。
・下髭陽線(カラカサ):上昇を示唆する陽線です。長い下ヒゲが発生しているので、大きな買いが発生したことを表しています。
ポイント
1、胴体が長い陽線は上昇の勢いが強い(買いサイン)
2、胴体が短い陽線は売り買いが拮抗している(様子見)
3、長い上ヒゲが発生(売りサイン)
4、長い下ヒゲが発生(買いサイン)
<図2>
では、上記の陰線について左から順番に説明していきます。
・陰の丸坊主:これはもっとも下落の勢いが強い陰線です。始値から終値まで一直線に下落しているので、次の足も陰線になる確率が高いです。
・陰の大引け坊主:これも下落の勢いが強い陰線です。上ヒゲが発生しているけれど短いヒゲですので下落の勢いは強いです。
・陽の寄付き坊主:これも下落の勢いが強い陰線です。下ヒゲが発生しているけれど短いヒゲですので下落の勢いは強いです。
・小陰線:これは様子見するべき陰線です。実体(胴体)が短いので売り買いが拮抗していることを表しています。
・上髭陰線(トンカチ):下落を示唆する陰線です。長い上ヒゲが発生しているので、大きな売りが発生したことを表しています。
・下髭陽線(カラカサ):上昇を示唆する陰線です。長い下ヒゲが発生しているので、大きな買いが発生したことを表しています。
ポイント
1、胴体が長い陰線は下落の勢いが強い(売りサイン)
2、胴体が短い陽線は売り買いが拮抗している(様子見)
3、長い上ヒゲが発生(売りサイン)
4、長い下ヒゲが発生(買いサイン)
<図3>
・トンボ:強い買いサインです。大きい下ヒゲが発生していることから強い買いが発生したことを表しています。
・トウバ:強い売りサインです。大きい上ヒゲが発生していることから強い売りが発生したことを表しています。
・十字線:トレンド転換のサインです。売り買いが拮抗していることから次の足次第ではトレンド転換する可能性があります。
売買サイン
ではここで売買サインをまとめておきます。
<買いサイン>
陽の丸坊主(大陽線)、陽の寄付き坊主、陽の大引け坊主、下髭陽線、下髭陰線、トンボ、十字線(底値圏)
<売りサイン>
陰の丸坊主(大陰線)、陰の大引け坊主、陰の寄付き坊主、上髭陽線、上髭陰線、トウバ、十字線(天井圏)
<様子見サイン>
小陽線、小陰線
まとめ
では、この記事のまとめとします。
まとめ
1、ローソク足はある一定期間の価格推移を表している
2、ローソク足は始値・終値・高値・安値の4つから成り立っている
3、ローソク足には陽線と陰線がある
4、ローソク足にはいくつか種類がある
ローソク足は株式投資の基礎中の基礎です。
しっかりマスターしなければ価格推移を読み解くことができません。
ですので、ローソク足の意味をしっかりと理解して下さい!
そして、実践を重ねることで自然を買いサインなのか売りサインなのか様子見なのか判断できるようになるので、経験あるのみですよ。
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