こんにちは、ニートです。
今回は「【米国株投資】ドル建て資産を持つことの重要性について」と題した記事です。
なにかと巷では、米国株への投資が話題になっていますが、米国株への投資の妙味は「キャピタル(値上がり益)とインカム(配当)」だけではありません。
米国株へ投資することで、必然的にドル建て資産を保有できる点も大きな魅力です。
では、ドル建て資産を保有することのメリットについて、記事を通して説明していきます。
いきなりヘビーなことを言うかもですが、円建て資産だけではお先真っ暗ですよ!
では、本題に入っていきましょう。
✔こんな人に読んでもらいたい
・ドル建て資産を保有するべき理由について知りたい
・資産運用について考えている
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Contents
為替を理解しよう
まず、はじめに為替について簡単に説明していきます。
為替について理解している人は、この章は飛ばして読み進めてください。
簡単に為替について
では、簡単に為替について説明していきます。
よくニュースなどで「1ドル=○○円」で、と耳にしたことがあると思います。
つまり、1ドル=110円の場合、1ドル購入するのに110円必要だということです。
では、下記に簡単な例を挙げてみますね。
▼りんごを例に考えてみる
2、りんご=200円
みなさんなら、100円のりんごと200円のりんご、どちらを購入しますか?
もちろん、100円のりんごを購入しますよね?
つまり、1ドル=100円から1ドル=200円になった場合、円の価値が下がったことになります。
これが円安ドル高です!
円安と円高がわからなくなったら、ドルをりんごに置き換えて考えてみてください!
為替を理解=スタートライン
ぶっちゃけると、「為替を理解=スタートライン」です。
為替を理解することで、世界情勢がみえるようになるし、通貨の価値についても理解できるようになります。
つまり、「なぜドル建て資産を保有するべきか?」についても深く落とし込めるはずです!
したがって、しっかり理解して、自分の資産形成に活かしましょうね。
通貨=国の価値
これは基本なので、絶対に覚えておきましょう。
では、なぜ「通貨=国の価値」なのかその理由について説明していきます。
国の信用力のもと成り立つ
そもそも通貨というものは、たかが紙切れです。
しかし、そのたかが紙切れに価値があります。
それは、みんなが価値のあるものだと認めているからです。
では、なぜ価値があると認めるのか?
それは国や政府に対する信用があるからです!
ドルも円もユーロも国や政府に対する信用があってこそ、成り立っているわけです。
極端な例ですが、私が「通貨:ニート」を発行したとしても、誰も通貨としては認めません。
それは当たり前の話でして、私に対する信用がまったくないからです!
つまり、通貨というものは、国や政府に対する全幅の信頼のもと成り立つと考えましょう。
基軸通貨:ドルは世界最強
ドル・円・ユーロ・ポンドなど世界には多くの通貨が存在しています。
ここ最近は、BTCやXRPなどの仮想通貨が登場するなど、非常に多くの通貨があります。
数多く存在する通貨のなかで、世界最強なのは「ドル」です!
アメリカは世界の覇権国であるし、基本的に貿易で使用される通貨もドルです。
つまり、世界的にもっとも信用されている通貨と言えます。
したがって、「ドルを保有する=資産防衛」となるわけです。
新興国通貨の価値が低い理由
みなさんはジンバブエやベネズエラの通貨が欲しいですか?
絶対にいらないですよね?
なぜなら「デフォルト(無価値)」のリスクが高いからです。
▼デフォルト:通貨の価値が無くなること(紙切れ状態)
では、なぜジンバブエやベネズエラなどの新興国の通貨はデフォルトのリスクがあるのか?
それは、国や政府に対する信用がないからです。
つまり、経済力のない国の通貨は売られるわけです。
保有する価値はないし、なによりもいつ国が破綻するかわからない。
保有するうえでリスクしかないんですよね。
先進国通貨は大人気
一方で、アメリカや日本・EUなどの通貨は大人気です。
その理由は、経済的に安定しているので、デフォルトのリスクが極端に低く、みんな絶大な信頼を置いているからです。
とくに地政学的リスク(北朝鮮のミサイル発射・ブレグジット・東日本大震災など)においては、「有事の円買い」といって円が買われます。
つまり、国際的に大きな問題が起きた際に、先進国の通貨が真っ先に買われるわけです!
当たり前ですが、それは自分の資産を防衛するためなんですね。
通貨を分散保有しよう
この世の中には絶対はありません。
いつどの国が衰退するかわからないので、常に最悪の事態を想定するべきです。
それは日本も例外ではなく、円建て資産だけでは非常にリスクが高いと言えます。
つまり、ドル・円・ユーロなど、信用力の高い通貨を分散で保有する必要があります。
その投資行動が自分の資産を防衛することになるので、アウトプット(行動)しましょう。
中長期的に円安進行
私は中長期的に円安が進行すると考えています。
その理由は、まったく日本の経済成長に期待できないからです。
では、なぜ期待できないのか?
まずは、その理由から説明していきます。
日本の経済成長に期待できない理由
日本の経済成長に期待できない理由は以下の3つです。
2、人口減少
3、産業が育たない
人口減=国の衰退
1と2に関しては周知の事実なので、いまさら説明する必要もないと思います。
少子高齢化により、若年層が高齢者を支える形となり、その結果として年金制度の崩壊が囁かれる。
そして、若年層は将来への不安から、結婚や子作りに消極的となり、出生率の低下を招いている。
つまり、少子高齢化が人口減少を招いて、経済成長をSTOPさせていると言えます。
経済成長には、人口の増加が必要不可欠なので、「人口減=国の衰退」を意味します。
具体的な打開策として、移民の受け入れがありますが、島国の日本は異文化を受け入れることに消極的なので、現実的な策とは言えないです。
イノベーションが起こらない
そして、日本ではイノベーションが起きません。
バブル期以降に、世界を代表するような企業が育っていません。
それどころか、あらゆる分野で、国際競争に敗北し、現状で世界に誇れるのは自動車産業くらいです。
つまり、今後も日本の産業成長には一切期待できないので、この先も国際競争で敗北し続けるでしょう。
人口減少だけでなく、イノベーションが起こらない点からも、日本の経済成長に期待できないと、言わざるを得ません。
結果的に円安進行
・少子高齢化
・人口減少
・産業が育たない
日本には問題が山積みで、中長期的に日本は衰退していく可能性が高いと言えます。
先ほども言ったように、「通貨=国の価値」なので、将来性のない国の通貨は売られます。
つまり、長期スパンで考えた場合、円は売り込まれるでしょう。
したがって、中長期的に円安が進行し、輸入物価が高騰し、結果的に国民の生活は困窮する。
非常に、危機的状況にあると、言わざるを得ません!
円建て資産のみではリスクが高い
つまり、円建て資産のみでは非常にリスクが高いです!
したがって、ドル建て資産を保有することで、通貨をヘッジして保有するべきだと言えます。
その必要性について、ツイートでも言及しています。
▼資産運用を考えている人
・ドルを買う
・米国株を買う
・ドル建ての保険に加入ポイントはドル建て資産を保有する点
中長期的に円安が進行するためドルを持とう!
資産を防衛するためにもドル保有は必須— ニート(先物&ブログ) (@todai_neet) 2019年5月14日
・米国株を購入
・ドルを購入
・ドル建て保険に加入
上記のように、ドル建て資産を保有することで、通貨安のヘッジになります。
この3つのなかで、一番オススメなのが、米国株の購入です。
その理由については次の章で説明します!
米国株投資は最強
では、この章では米国株投資が最強な理由について説明していきます。
米国株への投資を検討・実践することで、人生が大きく好転するかもなので、しっかり読んでくださいね。
中長期的に成長する市場
アメリカ市場は日本と違って、中長期的に成長し続ける市場です。
・人口増加
・産業が育つ
依然として、アメリカの人口は増えており、この傾向は継続するという見立てです。
つまり、経済成長に必要不可欠な「人口増加」の条件を満たしています。
そして、アメリカは産業が育っている。(イノベーション)
この20年余りの間に、FANG(フェイスブック・アマゾン・アップル・ネットフリックス・グーグル)など、世界を代表する企業が台頭しています。
さらにアメリカには、20年以上も増配(配当額の増加)を続けている企業がいくつもあり、株主を大切にする文化が根付いています。
したがって、アメリカには経済成長する基盤が整っており、配当にも期待できるため、投資する妙味が高いと言えます。
<NYダウ:月足>
引用元:https://jp.tradingview.com
上記のように1900年あたりから現在に至るまで、NYダウはずっと右肩上がりで成長しています。
この事実からも、米国株への投資の期待値がいかに高いかわかると思います。
ドル建て資産を保有できる
そして、米国株へ投資することで、必然的にドル建て資産を保有できます。
記事を通して何度も言っているように、分散で通貨を保有するべきです!
・インカムゲイン
・必然的にドルを保有できる
米国株へ投資することで、3つのメリットを享受することができます。
米国株投資を行っている人は、キャピタルとインカムにしか目がいっていないと思います。
しかし、ドル建て資産を保有できる点は本当に重要です!
中長期的に円安ドル高が進行して、20年後に1ドル=200円になったとしても、米国株を保有することで、通貨安に対するヘッジができるわけです。
ここ最近は、1ドル=80円~120円あたりを推移しているので、1ドル=200円~300円なんて現実的ではないと考えるかもですが、バブル期以前は1ドル=300円の時代もあったので、現実的にありえるんですよね。
したがって、米国株を保有することで、円安のリスクに備えましょう!
▼SBI証券
・手数料;業界最安水準
・最低手数料:無料
・取扱銘柄:1800銘柄以上
・ドルを定期的に積立できる(スプレッド:2銭)
・定期買付サービス
SBI証券を開設すれば米国株を購入できます!
無料で開設できるので是非!
ニートくん
世界の中心で、今後も成長が見込める米国市場へ投資するのがベター!
もっとも安定したリターンに期待できるのは米国株だと思うんだ
ドル建てで持てるから、通貨ヘッジもできるし言うことなし!
まとめ
今回は「【米国株投資】ドル建て資産を持つことの重要性について」といった記事でした。
中長期的に日本は衰退していくと考えられるので、円建て資産のみではリスクが高いことがわかったと思います。
したがって、ドル建て資産を保有することで、通貨安に対する対策を行ってください。
そして、ドル建て資産を保有するうえでオススメなのが、米国株への投資です。
今後もアメリカ市場は成長を続け、株主に還元してくれることでしょう!
この記事を通して、米国株への投資をはじめよう、と思ってもらえたら筆者として非常に嬉しいです。
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