こんにちは、ニートです。
今回は「日経225先物(mini)」についての記事です。
▼日経225先物のイメージ
・リスクが高いのでは?
・素人が手を出してはいけないのでは?
・家がなくなるのでは?
上記のようにマイナスのイメージを持っている人は多いと思います。
しかし、「日経225先物」について理解している人は少ないのではないでしょうか?
この記事を通して「日経225先物に挑戦してみよう!」と思ってもらえれば筆者として光栄です。
こんな人にみてもらいたい
・日経225先物について知りたい
・日経225先物に挑戦してみたい
・メリット・デメリットについて知りたい
・短期的に資産を増やしたい
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Contents
日経225先物とは
では、日経225先物について説明していきます。
まずは、先物取引ににはどういったものがあるのか紹介します。
先物取引の種類
▼先物取引の種類
1、商品先物取引:金(GOLD)・とうもろこし・原油など
2、株価指数先物取引:日経平均株価・TOPIXなど
大きく分けて先物取引には上記の2種類があります。
日経225先物は日経平均株価を対象とした「株価指数先物取引」です。
なんかややこしく感じるかもですが、株式投資と基本的には変わりません。
価格が上昇すると思うなら買って下落すると思うなら空売り、株式投資と一緒ですよね?
大阪取引所に上場している
日経225先物は大阪取引所に上場されています。
日本だけでなく、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)、SGX(シンガポール取引所)にも上場しています。
海外の取引所にも上場しているので、海外での価格推移にも目を向ける必要があります。
よって、CMEやSGXの値動きにも注意を配りましょう。
日経225先物について詳しく
また、日経225先物にはlargeとminiの2種類があります。
この2つの違いは「最低取引単位」と「呼値」です。
それと先物取引はレバレッジを掛けられるという大きなメリットがあります!
では、「最低取引単位」「呼値」「レバレッジ」について説明していきます。
1、最低取引単位
最低取引単位とは株でいう売買単位のことです。
株式投資は100株から購入可能ですよね?
例えば、株式会社Aの株価が2000円の場合、2000円×100株=20万円から購入できます。
一方で、日経225先物の最低取引単位は1枚です!
最低取引単位は1枚
▼1枚購入するのに必要な資金
・日経225先物(large)1枚=日経平均株価の1000倍
・日経225先物(mini)1枚=日経平均株価の100倍
【※10/13(土)時点での日経平均先物は22570円】
・日経225先物(large)は22570円×1000倍=22,570,000円(1枚)
・日経225先物(mini)は22570円×100倍=2,257,000円(1枚)
10/13(土)時点で、largeだと1枚購入するのに「22,570,000円」
10/13(土)時点で、miniだと1枚購入するのに「2,257,000円」
たかだか1枚と思った人もいるでしょうが、1枚購入するのにもかなりの金額になります。
あとで説明しますが、先物取引ではレバレッジが使えるので、少ない元手で取引可能です!
2、呼値
largeとminiで呼値が違います!
▼呼値
・日経225先物(large):10円
・日経225先物(mini):5円
ようするにlargeだと10円ずつ、ミニなら5円ずつ価格が動きます。
仮に1枚保有していた場合、largeだと10円で1万円動くのでリスクが高くなります。
一方、miniだと10円で1000円しか動かないので敷居は低いです。
それに5円ずつ価格が動くので更にリスクを抑えることができます。
まず初心者はminiからはじめることを強くオススメします!
ニートくん
まずは、mimiからはじめてみよう!
3、先物取引はレバレッジが掛けられる
先ほど、最低取引単位が1枚でlargeなら22,570,000円、miniなら2,257,000円必要だと説明しました。
でも、そんな大金持っていない人もいますよね?
てか、largeに関しては2000万円ですからね笑
なかなか用意できる金額ではありませんよ。
しかし、先物取引では「レバレッジ」を掛けることができます。
テコの原理のことで少ない元手で大きな資金を運用することができる
ようするに決まった証拠金を証券会社に差し出せば取引可能となります。
▼必要証拠金
・large:60~100万円
・mini:6万~10万円
おおよそ30倍のレバレッジを掛けることが可能です。
レバレッジを掛けられることで、少ない元手でも勝負することができるんですね!
しかし、それと同時にリスクもあるので、いきなり大きな資金ではじめるのはやめましょうね!
ニートくん
とくにminiは少ない元手(6万~10万円)からはじめられるんだ
だから、思っている以上に敷居は低いんだよね!
もちろんリスクはあるから少額からはじめることをオススメするよ
P.S
ちなみに松井証券の1日先物取引だと35000円前後の証拠金から取引できます。
ただ、セッションを跨げないので完全にデイトレーダー向けですね。
でも、普通の先物取引も可能なので、日経225先物を行うなら開設しておきたいですね。
口座開設を検討している人は以下の記事も合わせて読んでみてください。
▼無料口座開設は以下から↓↓↓
日経225先物の6つのメリット
日経225先物の取引におけるメリットを筆者なりの視点で挙げていきます。
▼日経225先物のメリット
1、高いレバレッジを掛けられる
2、高い流動性
3、株式投資のように銘柄選定が不要
4、手数料の安さ
5、地合いに関係なく利益が取れる
6、投資対象が指数だから倒産リスクがない
では、以下に6つのメリットを順番に説明していきます!
1、高いレバレッジを掛けられる
日経225先物取引では30倍以上のレバレッジを掛けることができます。
レバレッジが掛けられると少ない元手で大きな資金を投じることが可能です。
ようするにレバレッジを掛けることで資金効率が格段に上がります。
■元手:80万円
株式投資と先物取引での運用を考えていたとする
先物は6~10万円の元手から始められる
よって、残りの70万円を株式投資の資金に回せる
このようにレバレッジを掛けることで資金効率は飛躍的に向上します。
これは1つ目のメリットです。
ニートくん
少ない元手でも勝負できるのは本当に有難いんだよな
いきなり200万円も用意できないからね
2、高い流動性
日経225先物は非常に売買が活発に行われるので板も非常に厚いです。
よって、「買いたい価格で買えない・売りたい価格で売れない」ということは起こりにくいです。
というか私の経験上、起こったことがありません。
逆にマザーズやJASDAQなどの新興市場の銘柄では板が薄くて「買いたい値段で買えない・売りたい値段で売れない」ということが頻繁に起こります。
とくに、売りたい値段で売れない場合は損失が大きく拡大する可能性があるので非常にリスクが高いです。
新興市場銘柄と比較した場合、日経225先物の流動性の高さは非常に魅力的だと言えますね。
ニートくん
実際に取引してみるとわかるけど、流動性が高いのは本当に助かるし、大きな魅力なんだ
3、株式投資のように銘柄選定が不要
日経225先物は「指数」を取引するので銘柄選定する必要がありません。
日本の株式市場には3500以上の企業が上場しており、毎日その中から銘柄選定するのはかなりの労力です。
この作業を排除できるの非常に有難いことですよね。
銘柄選定の労力を排除することで「より値動き」に集中できるはずです。
複数の銘柄を同時に監視していると動きのクセも見えてこないですからね!
ニートくん
銘柄選定って本当に手間になるからね…
4、手数料の安さ
日経225先物は株式投資に比べて手数料も安いです。
それに加えて、株式投資の信用取引では「金利・貸株料」が発生しますが、日経225先物ではこれらの費用もかかりません。
▼日経225先物の手数料
・largeの手数料:216円~864円
・miniの手数料:24円~86円
1枚あたり上記の手数料が発生します。
証券会社によって手数料は変わりますが、だいたいlargeだと300円前後・miniだと40円前後です。
いずれにしても、非常にコストを抑えられるので、その点も大きな魅力です。
ニートくん
トレーダーにとってコストは大きな重しになる
そのコストを大きく抑えられるのも大きな魅力の1つなんだよね
5、地合いに関係なく利益が取れる
この点が1番の魅力ではないでしょうか。
上昇トレンドでも下降トレンドでも利益が取れるのは非常に有難いです。
リーマンショックのような大暴落が起きても空売りで利益が取れますからね。
いかなる市況でも利益が取れるというのは精神的にも心強いはずです。
「上昇トレンドでは買い・下降トレンドでは売り」順張りで利益を狙いましょう!
ニートくん
リーマンショックみたいな地合いでも利益が狙える
ブル(上げ)相場でもベア(下げ)相場でも勝負できるのはいいよね
6、投資対象が指数だから倒産リスクがない
日経225先物は「指数」だから倒産のリスクがありません。
つまり、紙切れになることがないです。
しかし、「個別株には倒産リスク」があります。
それは東証1部上場の優良企業も例外ではないんですね…
とくにマザーズやJASDAQ市場の銘柄はそのリスクがさらに高くなります。
新興市場銘柄から悪材料が出ると「この企業本当に大丈夫かな?」と不安になります…
このような心配をする必要がありませんから、トレードにより集中できますよね。
ニートくん
株と違って倒産のリスクがないから、連続S安を喰らうこともない
この点は精神的に大きな安心感を与えるよね
日経225先物の3つのデメリット
次に、日経225先物の取引におけるデメリットを筆者なりの視点で挙げていきます。
▼日経225先物のメリット
1、高いレバレッジを掛けられる
2、資金管理の難しさ
3、取引時間の長さ
では、以下に3つのデメリットを順番に説明していきます!
1、高いレバレッジを掛けられる
レバレッジはメリットと同時にデメリットにもなります。
どういうことかというとレバレッジは使い方を間違えると大きな損失を生み出します。
ですから、無理のないレバレッジで勝負するようにして下さい!
間違っても全資産をブチ込んでフルレバレッジで勝負するようなことはしないで下さいね。
ニートくん
負けたら破産みたいな状態での取引は絶対にやめようね!
2、資金管理の難しさ
これはレバレッジの話と類似するのですが、資金管理は本当に難しいです。
例えば、10万円の証拠金からはじめて負けが込んで赤字が続いたとします。
その赤字を取り返そうと証拠金を増やしてロットを増やすのは絶対にNGです!
「勝っても奢らず・負けても凹まず」一定のメンタルを保つようにしましょう。
しかし、この一定のメンタルを保つのは想像以上に難しいです。
つまり、資金管理は難しいということです。
自分の性格を十分理解して、自分なりのメンタルの保ち方を考えましょうね。
ニートくん
資金管理は本当に難しい
でも、負けたからといって熱くなってはいけないんだ
トレード時のメンタルについては以下の記事を合わせて読んでください。
トレードにおいてメンタルは非常に大切なので是非!
3、取引時間の長さ
この取引時間の長さは上手く利用できればメリットになりますが「デメリットになるケースが多いのかな?」という印象です。
これは自分の経験則から言えることです。
▼取引時間の長さから生じるデメリット
1、集中力が切れる
2、睡眠時間の確保が難しい
3、常に値動きが気になる
これらのデメリットが挙げられます。
よって、上手く取引時間を決めることが肝になっていますね!
とくに睡眠時間は必ず確保しましょうね。
無理をしたら身体を壊しますよ!
ニートくん
なにをするにも「健康が第一」
身体を壊さない程度に取引を行いましょうね
短期的に資産を増やしたい人にオススメ
ぶっちゃけ日経225先物は投資というよりも投機の側面が強いです。
東証一部のいわゆる安定企業に投資するのとは異なるものです。
安定企業に投資すれば定期的に配当も貰えるうえに値動きもそこまで激しくありません。
ようするにローリスクローリターン投資だと言えます。
▼日経225先物は短期間で資産を増やしたい人にオススメ
一方で日経225先物はハイリスクハイリターンの投機だと言えます!
一般的に投機は良くないイメージを持たれていますが、人生は一度きりだし挑戦するのもありだと思います。
はっきり言って、安定的な投資ではなかなかお金は増えません。
ハイリスクハイリターンだということは理解しておこう
でも、少ない元手からはじめれば、リスクは抑えられるので安心してね
しかし、日経225先物のような短期トレードを極められたら短期間で資産を増やせる可能性があります。
ぶっちゃけ10万円~100万円くらい無くなっても人生なんとかなります。
挑戦しない後悔より挑戦して後悔する道を私なら選びますね。
仮にお金を失ったとしても「経験」という財産は残るのでプラスだと思いますよ。
その経験を次に生かせばOKですからね!
ただし、何度も言うようにリスクがあるので、少ない元手からはじめましょうね。
ニートくん
人生は一度きりだから挑戦してみるのはありだと思う
結局、Stayしてても成長しないし経験値も得られないので、人生は挑戦したもの勝ち!
まとめ
ではこの記事のまとめとします。
まとめ
・日経225先物は日経平均株価を対象とした「株価指数先物取引」のことである
・日経225先物には6つのメリットがある
・日経225先物には3つのデメリットがある
・人生は一度だけなので日経225先物に挑戦するのはあり
・仮に失敗したとしても「経験」という財産が残る
日経225先物にはメリットとデメリットが混在します。
ですので、これらをしっかり理解したうえではじめてみましょう。
でも、そこまで気構える必要もないのかなと思います。
少ない元手なら破産することもないし、むしろ一般人が資産を築けるチャンスが先物取引。
人生は1回きりなので、挑戦する妙味は非常に高いと私は思いますね!
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