こんにちは、ニートです。
「借金=悪」このようなイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?
しかし、借金を上手く利用すれば、大きく自分の資産を増やすことができます。
今回は一部ではありますが、その方法について紹介していきたいと思います。
興味がある人は是非ご覧ください!
こんな人に読んでもらいたい
・奨学金を借りている
・住宅ローンを組んだ
・資産形成の仕方について知りたい
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Contents
借金について
冒頭でも触れましたが、借金って悪いことじゃないんですよね。
よく借金は人生を崩壊・破滅させるだとか負の側面しか見ていない人が大勢いますが、これは間違った考え方です。
※でも悪い借金もある(後で説明します)
借金=時間を買う
「借金=時間を買う」と考えることができます。
例えば、500万円で開始できるビジネスがあったとします。
しかし、手元に500万円がありません。
仮に、銀行から借入なかった場合、年に50万円貯めると仮定すると10年も必要なわけです。
つまり、10年という時間を棒に振ると言い換えることができます。
冷静に考えると、非常にもったいないですよね。
とくにビジネスというものは移り変わりが早いので、10年間も待っていたら完全に乗り遅れてしまいますからね!
住宅ローンも同じ
例えば、多くの人が当たり前のように利用している住宅ローン。
これも時間を買っているんですよね。
例えば、3000万円貯めてから家を購入ってなったら何年掛かるねんて話ですからね笑
つまり、住宅ローンも時間を買っているわけです!
みなさん当たり前のように住宅ローンを組んでいるでしょうが、この考え方って金融リテラシー的にめちゃくちゃ大切だと思うんですよね。
悪い借金もある
とはいうものの、すべての借金がOKてわけではありません。
もちろん悪い借金もあるわけです!
・ブランド品の購入
・豪遊(キャバクラなど)
・ギャンブル
上記のような利用目的でする借金は最低最悪です!
なんの生産性もなく、身を滅ぼす一例で、「借金=悪」というイメージはこのような目的で借入れる借金のことだと思います。
借金を味方にしよう
つまり、住宅購入や事業資金に充てるための借金は強い味方になる一方で、豪遊目的の借金は自分の身を滅ぼします。
したがって、悪い借金は絶対に行わないように人生設計を行いましょう。
次の章では「借金を遅延させるメリット」について説明します。
借金を遅延させるメリット
では、この章では借金を遅延させるメリットについて説明します。
ただし、一概にすべての借金を遅延させるべきという話ではありません。
まずは遅延させるべき借金の種類をみていきましょう。
遅延させるべき借金の種類
では、遅延させるべき借金の種類をみていきましょう。
ちなみに遅延というのはわざわざ前倒しで返済する必要はないよ、ってことなのでお間違いなく。
1、住宅ローン
2、奨学金
上記の2つに関しては間違いなく前倒しで返済する必要はありません。
1、住宅ローン
住宅ローンに関しては2つ理由があります。
1つ目は団体信用生命保険(団信)があるから。
この団体信用生命保険は住宅ローンの返済中に万が一のことがあった場合、保険金により住宅ローンが支払われる制度です。
つまり、契約者に万が一のことがあった場合、残りのローンを返済する必要がなくなるわけです。
2つ目は低金利だから。
いまの時代、変動金利なら0.4%前後、固定金利なら1.5%前後で住宅ローンを組むことができます。
つまり、そこまで取り急いで返済する必要性が低いと言えます。
▼ローン計算:例
借入金額:3000万円
金利:0.4%
借入期間:35年
返済方法:元利均等
返済総額:32,153,754円
支払利息総額:2,153,754円
上記のシュミレートでは支払利息総額が2,153,754円でした。
35年借入れて、利子が1年あたり61535円です。
バブル期では住宅ローン金利が最高で8.5%まで上昇したようで、さすがにこの水準だと前倒しで返済する必要性も出てくるかもですが、この低金利時代にそれは不要だと言えます。
2、奨学金
奨学金の返済は一切前倒しで返済するメリットがないです。
奨学金には第一種と第二種があり、前者は無利子・後者は0.2%ほどの利子で、まったく返済を取り急ぐ理由がありません。
奨学金は15年~20年かけて返済していくのですが、利子率0.2%だと支払う利息は雀の涙です。
月に12万円×48ヶ月=576万円借入れた場合、支払う利息は10万円前後です。
無利子の場合は、一切利息が発生しないわけですから、前倒しで返済するメリットはゼロだということです。
遅延させるメリット
遅延させるメリットってなに?
だって、完済すれば余分な利息を支払わずに済むわけでしょ?
たしかに完済させれば、余計な利息を支払う必要がないので、得するような錯覚を覚えます。
しかし、完済せずにほかに資金を転用させることでリターンを狙えるわけです!
例えば、3000万円の住宅を購入して、一括で支払える資金があったとします。
この場合、普通の人は一括で支払うと思います。
しかし、金融リテラシーがある人はあえてローンを組みます。
住宅ローン:1.5%
投資の利回り:3%
上記のように投資によって利回り3%で運用できるなら、一括で支払ったら機会損失が発生します。
以下が機会損失の意味です。
簡単に言えば、「稼ぎ損ない」や「儲け損ない」のことをいいます。これは、実際の取引(売買)によって、発生した損失ではなく、最善の意思決定をしないことによって、より多くの利益を得る機会を逃すことで生じる損失のことを意味します。
引用元:iFinance
つまり、Aという選択をすることでBという損失が発生するといった感じです。
今回の住宅ローンと投資の例では、住宅ローンを完済することで投資の利回り3%を失うということです。
3000万円の住宅をキャッシュで支払ってしまうと、年間で90万円もの不労所得を捨ててしまうことになります。
これは非常にもったいないですよね?
利息よりも投資利回りの方が高い場合は、上手く借金を利用するべきだと言えます。
したがって、低い金利を前倒しで返済するよりも、投資で運用する方が合理的選択になる可能性が高いです!
いまは借金をつくるチャンス
いまはマイナス金利を政策として導入しているので、借入金利が非常に低いです。
つまり、借金をつくるチャンスなわけです!
バブル期においては住宅ローン金利が5%前後だったわけですから、それと比較するといまは1%前後で組める。
これって非常に恵まれていると思います。
もちろんバブル期とは違って、日本の経済成長が鈍化しているので一概にいいとは言えませんが、少なくとも借入金利面においては恵まれています。
今後の日本はインフレになる
今後の日本はインフレになると言われています。
その理由の1つとして「政府の借金」があります。
いま政府の借金は約1000兆円と言われており、いわば天文学的数値なわけです。
いくら日本が世界一の債権国だからといっても、この債務は放ったらかしにはできない。
しかし、この借金を目減りさせる方法が1つあります。
それはインフレを引き起こすことです!
▼インフレとは
物価の価値が上がり、相対的に紙幣価値が下がること
つまり、100円で買えたりんごが1年後に200円になっている。
これがインフレです!
・100円で買えたりんごが200円になる=紙幣価値が下がる
お金の価値が下がっていますよね?
そして、インフレになると借金の価値も下がるわけです。
例
あなたが1000万円の借金をしていると仮定。
給料が30万円でインフレが進行し90万円になったとします。
そうすると給料は3倍ですよね?
すると、1000万円の借金の額に変化はないけど、その価値が目減りしています。
したがって、デフレ期に借金をすると、インフレ期に得をするという現象が起きるわけです。
インフレに誘導する方法
先ほども言ったように政府は約1000兆円という莫大な借金を抱えています。
これはいずれ返済していく必要があるので、政府的に中長期的なインフレが望ましいと言えます。
つまり、政府はなんとしてもインフレに誘導したいわけです。
そして、簡単にインフレを引き起こす方法があります。
それは「紙幣の流通量を増やす」です!
例
・限定販売のスニーカー
例えば、限定販売のスニーカーって定価から2倍、3倍もしくはそれ以上の値で取引されることがありますよね?
それはなぜなのか?
その理由は需要よりも供給が少ないからです。
限定販売のスニーカーは供給よりも需要があまりにも大きいので、価格が跳ね上がるわけです。
逆に生産数が増えれば、その価値は下がり、価格も低下しますよね?
これは紙幣の流通量に置き換えても同じことが言えます。
流通量が倍になれば、紙幣価値は2分の1になります。
したがって、1万円の価値が半分になるわけです!
つまり、紙幣の流通量を増やせば、政府の借金の価値を目減りさせることができます。
いわゆる金融緩和というやつです!
ただし、いきなり流通量を2倍や3倍にすれば、一気にインフレが起こり、経済に悪い影響を与えてしまいます。
よって、いきなり流通量を増やすことはしないでしょう。
しかし、中長期的に緩やかなインフレを引き起こす可能性は高いと考えられます。
いまのうちに借金をつくるべき
つまり、今後インフレが引き起こるなら、低金利のいまは借金をつくるチャンスです。
低金利のうちに借金(住宅購入など)をつくり、上手く活用するべきだと言えます。
無理にキャッシュで支払ったり、前倒しで借金を返済するのではなく、上手く借金を利用しましょう!
借金を上手く利用して運用するべし
投資目的で銀行から融資を受けることはアウトのようです。
しかし、上手く借金を利用しながらキャッシュや株式・債券・社債・ゴールド(金)などを保有するべきです。
さきほども言いましたが、低金利でローンを組めるのに、わざわざキャッシュで支払うのは合理的な選択とは言えません。
株式を保有すればインカム(配当)、ゴールド(金)を保有すればインフレ対策になります。
つまり、借金を上手く利用しながら、資産を形成するべきなんですね。
個人的に最強だと思う運用方法
個人的に最強だと思う運用方法はやはりアメリカ株への投資です。
その理由はUSAが世界でナンバーワンだからです!
アメリカ株については以下の記事を参考にしてみてください。
やはりアメリカ市場は魅力がいっぱいです。
1、人口増加
2、アメリカは世界の中心
3、ドルは世界の基軸通貨
4、株主還元を重要視する
5、1株から購入可能
上記のようにアメリカ市場には魅力が詰まっています。
日本市場へ投資するよりも確実にアメリカ市場の方が期待リターンは大きいでしょう。
日本で借金をしつつアメリカ株で運用
個人的に日本で借金をしつつアメリカ株で運用するべきだと考えています。
投資初心者の人は、ただでさえ投資なんてこわいのにアメリカ株なんて…
て思うかもしれませんが、ぶっちゃけるとアメリカへの投資はもっとも期待値が高いです。
その理由はアメリカ市場はずっと右肩上がりで成長しているからです。
<NYダウ:月足>
引用元:https://jp.tradingview.com
上記のようにNYダウは右肩上がりでずっと成長しています。
つまり、この成長は継続する可能性が高く、投資する妙味が高いと言えます。
世界的に有名な投資家であるバフェット氏は、今世紀中にNYダウは100万ドルを超えると言っています。
100万ドルというといまの水準から約50倍ということですね。
しかし、このNYダウのチャートをみる限り、十分に可能性はあるし、説得力もあります。
したがって、いまは低金利の日本で借金をしつつアメリカ株で運用、これがベターな選択だと私は思います。
それと今後、円安が進行すると私は考えています。
その理由は以下の記事に書いてあります。
・円安が進行する=日本円の価値が下がる
つまり、円安が進行することで、輸入物価が上昇し、国民の生活を苦しめる可能性があります。
しかし、アメリカ株を保有することで、必然的にドル建て資産を保有することになります。
したがって、通貨をヘッジで保有できる点も、アメリカ株を保有する1つの魅力なわけです!
まとめ
今回は借金を上手く利用して資産を増やす方法を紹介してきました。
一概に「借金=悪」ではないことがお分かりになったと思います。
低金利のいまの時代に借金をしつつ、高利回りの商品に投資しながら資産を形成しましょうね!
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