こんにちは、ニートです!
今回は「【2019年】日経平均株価は上昇?下落?」と題した記事です。
2019年も4月に入って、少し今更感はあるかもですが、まだ年末まで9ヶ月もあります。
したがって、年末までの値動きについて予測していきたいと思います。
日経平均株価の推移を独自の視点で予測していくので、投資戦略の参考にしてみてください!
こんな人にみてもらいたい
・2019年の日経平均株価の値動きが気になる
・中長期的な値動きを予想できない
スポンサードリンク
Contents
中長期的な予測は難易度高め
まず、はじめに断っておきますと、中長期的な予測は難易度高めです。
この点について理解することは非常に大切なので、絶対に覚えておきましょう!
アナリストは一切あてにならない件
よく、年初に経済ニュースで、証券アナリストなどが年度末の株価予測をしていますが、ぶっちゃけ当たりません。
そもそも、彼らは真剣に予測を立てているのか甚だ疑問です。
というのも、証券アナリストが「今年は暴落だ!」と予測したとして、あなたなら株を買いますか?
つまりはそういうことで、アナリストの立場上、暴落を提言できないと思うんですよ。
証券会社の人間が暴落予測をしたら、証券会社は儲かりませんからね笑
したがって、彼らが強気な予測をしていたとしても、「本当にそうなのか?」と独自の視点で分析を行ってください。
予測は外れるもの
証券アナリストが自分の立場上、上昇予測をしている可能性があるとして、じゃあフラットな立場なら予測を的中できるのか?
答えはノーで、100%予測を的中させることは不可能です!
その理由として、不測の事態(大地震・戦争などが)が起きる可能性があり、それらが値幅に大きな影響を及ぼすからです!
それほど、中長期的な株価予測は難易度が高いということです。
じゃあ、「株価予測なんてしても無駄じゃないの?」って話になると思うんですが、それは違いまして、一切のプランを持たずに臨むのは非常に危険です。
予測をしつつも、機動的にマーケットと対話しながら、その都度作戦を練り直すのが賢明だと言えます。
しかし、もちろん予測が当たることもあります!
ただ、自分の予測が当たる前提だと、もし外れたときに「損切りができない!」ので、当たらない前提でいましょうね、ってことです。
マーケットは生き物ですので、いきなり予測に反した値動きをしますからね。
ですので、いつでも自分の見立て(プラン)を変更できる柔軟性を持ちましょう!
ニートくん
アナリストの予測をあてにするのはやめようね
また、自分の予測を立てつつも、柔軟に対応できる準備をしよう!
テクニカル
この記事では、テクニカルとファンダメンタルの両面から、2019年の年度末の日経平均株価予測をしていきます。
まずは、テクニカルからみていきましょう!
エリオット波動について紹介
私はエリオット波動を中心にテクニカル分析を行っています。
ですので、まず最初にエリオット波動について少し紹介させていただきます。
日本では主流の分析方法ではないですが、アメリカでは講義で使用されるなど、かなり重宝されている分析手法です!
このエリオット波動分析は「相場の方向性を捉えるのに」優れています。
難易度は高めの分析方法ですが、味方にできれば非常に心強いと思います。
したがって、エリオット波動の習得は強くオススメします!

エリオット波動入門 相場の未来から投資家心理までわかる (ウィザードブックシリーズ) [ ロバート・R.プレクター ]
では、以下のチャートをご覧ください。
エリオット波動についてよくわからない人は書籍を購入し、知識を付けてから再度みてくださいね。
引用元:https://jp.tradingview.com
(日経225:週足)
大局:スーパーサイクル(Ⅲ)or(Ⅴ)
上記のチャートは日経225のリーマンショック以降の週足チャートです。
多くの人がリーマンショックの下落で、バブル崩壊後のスーパーサイクル(Ⅱ)or(Ⅳ)波による下落が終了したとみています。
つまり、アベノミクスによる上昇はスーパーサイクル(Ⅲ)or(Ⅴ)波による上昇の序章と考えられます。
このスーパーサイクルを(Ⅲ)波とみるか(Ⅴ)波とみるかは、戦前を(Ⅰ)波と捉えるか戦後を(Ⅰ)波と捉えるかで見方が変わるようです!
しかし、このスーパーサイクルが(Ⅲ)波か(Ⅴ)波かはさほど問題ではないと思います。
その理由として、いずれにしても(Ⅲ)波か(Ⅴ)波による上昇が起こるからです!
サイクル以下の時間規模が重要
ぶっちゃけると、スーパーサイクルよりも大きな時間規模はさほど気にする必要ないです。
だって、30歳に投資を開始したとして、半世紀単位の値動きなんて意味ありますか?
50年後は80歳になるわけですから、その年齢になれば、一線を退いていますからね!
それでも、度外視するのは違うとは思いますが、そこまで気にする必要はないでしょう。
重要なのはサイクル(10年)以下の値動きです!
▼サイクル以下の現在地
・サイクルⅠープライマリー⑤ーインターミディエイト(5)
上記は私が考える現在地です!
2009年から現在に至るまでの上昇はサイクルⅠ波によるものと考えられます。
そして、エリオット波動はフラクタル構造なので、サイクルⅠ波の小さい波を確認すると、プライマリー⑤波です。
さらにプライマリー⑤波の小さな波を確認すると、インターミディエイト(5)波です。
つまり、2009年からの上昇が終焉を迎える可能性が高いフェーズにきていると言えます。
もちろん、自分の見立てが間違っている可能性もあるし、むしろほかの見立ての可能性も模索するべきです。
ただし、サイクルの時間規模は4~10年ほどと言われているので、この点を考慮しても、そろそろサイクルⅡ波による下落が起きる可能性が高いと言えます。
しかしながら、2019年の年末にかけてはインターミディエイト(5)波による上昇が続くと考えています。
年末にかけては上昇の可能性
では、インターミディエイト(5)波による上昇が年末まで続く根拠について説明していきます。
それでは、以下のチャートをご覧ください!
引用元:https://jp.tradingview.com
(mini:週足)
上記は2016年2月頃から開始したプライマリー⑤波を細分化したチャートです。
つまり、インターミディエイトによる推進波を表しています!
そして、そのインターミディエイトは現在(5)波の推進中の可能性が高いです。
チャートの2つの緑の線では三角持ち合いが発生しており、これはなにかしらの時間規模で4波orB波が発生していることを示唆しています。
おそらく、この三角持ち合いがマイナー4波によるもので、その次の波動が5波であることを示しています。
そして、10/2に付けた24225円がインターミディエイト(3)波の終点で、そこから下落し1/4に付けた19015円がインターミディエイト(4)波の終点だと考えています。
▼インターミディエイト(5)波推進中の根拠
・マイナー波が5波動で推進中!
引用元:https://jp.tradingview.com
(mini:2時間足)
上記のように1/4からマイナー波は5波動で推進しています。
つまり、この上昇はインターミディエイト(5)波の可能性が高いです。
私はこのインターミディエイト(5)波の上昇は年末~2020年2月頃まで続いて、2018年10月に付けた高値24225円をブレイクすると考えています。
マイナー3波を狙おう
▼インターミディエイト以下の現在地
・インターミディエイト(5)ーマイナー1ーミニュットⅲorⅴ
上記のようにインターミディエイト(5)波の上昇ははじまったばかりです。
今年の相場はマイナー3波を取れるかが大きな鍵になると言えます。
そして、近々起こるであろうマイナー2波は20200円~20500円あたりまで下落するでしょう。
したがって、このあたりの価格帯で先物や現物株を仕込むことができれば、マイナー3波による上昇の恩恵を受けられる可能性が高いです!
この章のまとめ
テクニカル的には年末にかけて上昇の可能性が高いと言えます。
具体的に2018年10月に付けた高値24225円をブレイクするでしょう。
したがって、テクニカル的に2019年は、売りで攻めるより買いで攻めるべきだと言えます!
あくまでも個人的観測なので参考程度に。
ニートくん
今年の相場はマイナー3波で入れるかが大きなポイントになりそう
まだ2019年には大きな暴落は起こらないと思う
ファンダメンタル
この章ではファンダメンタルについてみていきます!
私は3つの理由から、ファンダメンタル的にも、2019年は年末にかけて上昇すると考えています。
▼上昇と考える3つの理由
1、景気後退を織り込んでいる様相
2、アメリカの利上げ見送り
3、大統領就任3年目は統計学的に上昇している
では、上記の3つについて順番に説明していきます。
1、景気後退を織り込んでいる様相
昨今の相場の雰囲気をみていると、市場参加者は暴落を待ち望んでいる気がするんですよね。
待ち望んでいるといえば、語弊があるかもですが、とりあえず警戒している印象を受けます。
それと数値的にも、ダブルインバースの買い残が非常に増えているので、市場参加者は暴落に備えていると言えます。
以下がダブルインバースの買い残の推移です!
引用元:ヤフーファイナンス
ダブルインバースは日経平均株価が下落すれば、上昇するETFです!
つまり、「買い残が増える=暴落警戒」と捉えることができます。
Twitterでもダブルインバースの買い残の増加が話題になっていますが、マーケットは上昇していますよね?
ということは個人投資家が含み損を抱えている可能性が高いと考えられます。
しかも、マーケットが暴落を警戒しているときに限って、暴落は起こりにくいと言われています。
したがって、暴落が起こるにしてもまだ先で、むしろ上昇の可能性が高いとこの事象からも言えると思います。
2、アメリカの利上げ見送り
今年3月20日のFOMCにて、FRBは2019年度中の利上げを見送りました。
利上げ見送りの背景には、世界経済の景気下ブレ懸念があり、市場においては利下げの可能性も観測されつつあります!
アメリカがハト派的な動きを見せたことで、当然のごとくリスクオンの流れになるのは必須です。
いわゆる「緩和バブル」的なことが起こり、リスク資産である株式市場に資金が集まることが容易に予測できます。
俗に言う「適温相場」となり、年末にかけて上昇すると、私は考えています。
3、大統領就任3年目は統計学的に上昇
個人的に「大統領就任3年目は統計学的に上昇」このアノマリーがもっとも信憑性が高いと考えています。
では、以下のグラフをみてください!
引用元:会社四季報ONLINE
上記の青のグラフをみてみてください。
これは1941年~2016年(4年×19回)のデータを平均化させたもので、大統領就任の1年目~4年目に平均何パーセント上昇したかを表したものです。
突出すべきは大統領就任の3年目の平均上昇率は14.3%で、中間選挙後1年間の株価騰落率はなんと100%!
非常に信憑性の高いデータと言えますよね。
もちろんこのデータを過信して、投資戦略を怠るべきではないと思います。
しかしながら、大統領就任3年目は上昇する可能性が高いという統計は事実です。
ですので、売りで戦略を立てるよりも、買いで戦略を立てる方が合理的だと言えます!
この章のまとめ
たしかに日米貿易摩擦や世界景気後退懸念はあります。
しかし、これらは既にマーケットが織り込んでいる事象に思います。
ファンダメンタルをみても、年末にかけては上昇の可能性が高いと私は考えています!
あくまでも個人的観測なので参考程度に。
ニートくん
ファンダメンタル的にも2019年は上昇の可能性が高いと言えるね
あくまでも私見だけどね!
リーマンショック級の暴落は2020年か?
ここまで2019年は年末にかけて上昇の可能性が高いと説明してきました。
私はこの予測にある程度の自信を持っているものの、リセッション懸念があるのは事実です!
統計学的にも、7~10年前後に1回は大きな暴落が起きています。
2008年のリーマンショック以降、世界的に大きな暴落が起きていないので、市場参加者が警戒するのは当たり前です。
しかしながら、「暴落は2020年中かな?」と考えています。
その根拠として、長短金利差の逆転の法則があります。
以下のチャートをご覧ください!
<10年債利回り-2年債利回りのグラフ>
※引用元トウシル楽天証券
長短金利差逆転はリセッションのサイン?
上記は10年債利回り-2年債利回りのグラフです。
ゼロラインは双方の利回りの逆転ラインです。
この2年債利回りと10年債利回りの逆転はドットコムバブルやリーマンショックの前にも発生しており、過去50年以上を振り返っても、景気後退(リセッション)の前には必ず発生しています。
つまり、長短金利差の逆転はリセッションのサインと捉えることができます。
タイムラグがある件
2週間前くらいに、10年債と3ヶ月物の利回りが逆転(逆イールド)したことが話題になりました。
どうも10年債と3ヶ月物の利回りが逆転しても、統計学的にすぐに暴落が起きない模様。
10年債-3ヵ月物が0になったそうで。久しぶりの下落幅に驚いた。いまから9~18か月後にリセッションが来ることが過去の研究から明らかになっている。つまり2019年11月~2020年8月である。つか消費増税が最悪のタイミングに思える。さてサイクルに従い、来月より海外ETFの買付を減額する予定。CP用意‼︎
— HIRA🍋 (@Open_JP) 2019年3月22日
逆転から9~18ヶ月ほどのタイムラグが生じると、過去の研究から明らかになっているようです!
このことからも暴落は2020年度中に起きる可能性が高く、2019年度中はまだ大丈夫だと考えられます。
消費増税がトリガーだと考える人もいますが、これは既出の材料なので、もしトリガーになるなら、新しい材料になると私は予測しています。
まあ、それがなにかはわかりませんけどね笑
ニートくん
大きな暴落が起こるなら2020年かな?
まあこればかりは正確に予測できないけどね笑
まとめ
今回は「【2019年】日経平均株価は上昇?下落?」と題した内容の記事でした。
個人的に、テクニカル・ファンダメンタルの両面を考慮しても、年末にかけて上昇すると予測しています!
具体的に、2018年10月に付けた高値24225円をブレイクし、25000円~26000円あたりを目指すのではと考えています。
もちろん、個人的な観測なので、100%当たるとは思ってないし、マーケットと対話しながら取引を行うつもりです。
しかし、あらゆる視点からみても、年末にかけては上昇だと思うので、基本的にこの考え方は変わらないと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
個人的な見解ですので、参考までに!
スポンサードリンク
コメントを残す